ジャンクなジャズ・ベースのフレットレス化
先日、HARDOFFでジャンクなジャズベースが2000円で売られていたので、
自分で修理して遊んでみようかと。
せっかく修理するなら、フレットレス化してみることにしました。
失敗しても2000円だし(笑)
フレットレス化するなら、ジャコ・パストリアスのように
やっぱりエポキシ樹脂で指板をコーティングしたいので、
初めてエポキシ樹脂を触ってみました。なかなか厄介な代物ですね(笑)
以下は調べたこと・やってみてわかったことです。何かの役に立てば。
自分で修理して遊んでみようかと。
せっかく修理するなら、フレットレス化してみることにしました。
失敗しても2000円だし(笑)
フレットレス化するなら、ジャコ・パストリアスのように
やっぱりエポキシ樹脂で指板をコーティングしたいので、
初めてエポキシ樹脂を触ってみました。なかなか厄介な代物ですね(笑)
以下は調べたこと・やってみてわかったことです。何かの役に立てば。
- 主剤・硬化剤の量はきっちり量ること!
エポキシ樹脂は主剤・硬化剤の二剤を混ぜることで硬化しますが、混合比をきっちり守らないと硬化不良を起こします。自分は0.1g単位で計測できる量りで調整しました。「こんなの大体でいいんだよ。大体で。」とワイルドな男を気取ると大失敗します。少なくとも硬化剤過多は絶対にアウトです。主剤が多い分には固まるそうですが、時間がかかるそうです。 - 必ず泡立つので焦らないこと!
主剤・硬化剤を混ぜると反応し始め、細かい気泡がたくさん発生します。これはそのうち消えるので、消えるまで待ちましょう!
「固まっちゃう!」って焦って気泡が残ったまま使用すると、気泡がそのまま残ることもあるので面倒なことになります。エポキシ樹脂はそんなにすぐには固まりませんので焦りは禁物です。とはいえ固まるには固まるので、様子を見ながらで。自分は40℃ぐらいのお湯で温めながら10分ぐらい気長に待ちました。 - それでも気泡ができた場合
塗ったあと気泡が残った場合は、注意深くライターで温めるとプチプチと弾けて消えます。ドライヤーでも行けますが、ホコリに気を付けてください。あと風で表面が動くので注意。 - できるだけ失敗を避けたいなら
模型店で3000円ぐらいで売られている「エアリムーバー」が便利です。簡易真空化装置で、本来はラジコンの油圧ダンパーのエア抜きに使うそうです。
エアリムーバーに混ぜ合わせたエポキシを入れて真空化すると短時間で気泡が抜けます。予算に余裕があるならおすすめです。 - 最初は薄めてもいいかも
指板は研磨し、脱脂もしたのですが、ところどころ弾いて、うまくエポキシが乗らないところがありました。一層目は薄め液で少し濃度を落としたほうがうまく乗るようです。ちなみに薄め液は釣具屋で購入しました。この辺のものはDIYショップより、釣具屋のほうが多いです。釣り具をエポキシでコーティングするってのは定番らしいです。 - 固まるまでしっかり待つ
製品にもよるのでしょうけど、だいたい24hで固まります。が、使用したエポキシの量が少ないと、反応の関係でもう少しかかるそうです。自分のケースだと、24hだと爪で少し跡がつきました。そこで更に12h待ったところ、完全に跡がつかなくなりました。 - 製品によって固さが異なるらしい
製品によっては固さを重視するもの、柔軟さを重視するものがあるようです。指板に使うならもちろん固さ重視です。自分はタミヤのエポキシを使いました。