職印くんのバージョンアップとかあれば、ここで告知します。
気が向いたら他にも意味不明な情報を垂れ流すかもです。

職印くん32 3.21
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se171969.html
3.21の修正内容など
https://shokuinkun.blogspot.com/2024/03/32-321.html
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shokuinkun32★

親知らずと変換キー

気が付くと、キーボードのスペースキーが長くなっている。
昔のキーボードでは普通のキー3つ分ぐらいだったのが、最近は4~5つ分ぐらいはある。
これはゲーミングキーボードぐらいで、お堅い業務用では関係ない話だったのだが、
いつの間にか、あの東プレの標準キーボードも長くなっているのだ。

なんでもスペースキーを長くしてほしいという要望が多かったらしい。
確かに英語キーボードに比べるとずいぶん短いし、英語を入力することが多い人や
プログラマなんかはいいのかもしれない。

しかし、キーボードの幅を変えずにスペースキーを長くするということは、
犠牲者がいるはずで、無残にも無変換、変換キーは小さくなったうえに
外側に移動させられてしまっている。
自分のような古い人間は「変換は変換キーで」と体に叩きこまれているので、
この変換キーの移動は致命的だ。

日本語をローマ字入力する場合、母音の後に変換キーをたたくことが多い。
A, Eは左手なので特に問題はないが、U, I, Oは変換キーと同じ右手グループであり、
Uなんかは人差し指で入力した後に、親指で変換キーを叩くことになるが
この変換キーの位置が外側に移動してしまったため、
U→変換キーだと、親指が人差し指の下に潜り込む形となり、
かなり不自然な指の動きとなる。これでは筋肉痛になってしまう。

世間の人は困らないのかなと思い、周りの人に聞いてみたところ、
普通は変換キーを使用せずに、スペースキーで変換しているらしい。

なるほど、世間の人にとっては変換キーは不要なキーだったのか。
不要なものが退化していくのは自然の摂理。親知らずと同じだ。

なので、最近は長いスペースキーになれるために、意図的にスペースキーで
変換するようにしている。
確かに慣れてくるとスペースキーのほうが快適に思えてきた。
が、そうなると寧ろ変換キーが邪魔だ。
いっそのこと親知らずのように抜いてしまいたい。